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① 「阿」は梵語の十二母韻の初韻で開声、「吽」は閉口の終声で合声。これが字音の最初と最後にあることにより両極を意味し、一切の文字・音響は、この二つの間にあり、また万有もすべてこの二つの間に包摂されるといわれる。② 「阿」は万有発生の根源、理体。「吽」は万有終極の究竟、智徳。法界の始と終。③ 「阿」は平等、理界の胎蔵界大日如来、「吽」は差別、智界の金剛界大日如来。平等と差別。④ 「阿」は大日如来の種字、「吽」は金剛薩睡の種字。⑤ 「阿」は菩提、「吽」は涅槃。⑥ 人の息の出入り。呼吸。「阿」は出息で暖気、胎蔵界の理。「吽」は入息で冷気、金剛界の智。⑦ 物を相対、対比すること。

Amitabha (Buddha); Amida; ghostleg lottery; ladder lottery; wearing a hat pushed back on one's head

① 五十音図における、第1行。あ（ア）、い（イ）、う（ウ）、え（エ）、お（オ）。母音を表す。片仮名の場合はア行とも表記する。