① 〔哲学用語〕学問研究の方法に関する論理的反省をいう。現代の哲学は、ほぼ例外なく、一定程度、方法論(殊に哲学の方法自体を対象とする)の側面を有する。② 方法についての批判的もしくは体系的な論考・論述。たとえば、教育(学校教育)に関しての「教育方法学」、経営管理に関しての「経営工学」など。③ 方法、手法、または技術のこと。準日常語として、用語の意味について無自覚的、無反省的にこの語が用いられることが多く、その場合の意味は「方法」に同じ、また、ときに「技術」(適用される一定範囲の技術。技法)に同じ。(誤用といってよいこの現象(用法)は学術書などにおいても散見される。)
① 名詞に付けて「~のような」「~の性質の」「~についての」「~に関する」等の意を表わす形容動詞を造る。明清期の用法の影響と想像されるが、英語の接尾辞"-tic"の音写との説もある。② (俗語。主に「〜的な」「〜的に」の形で広く名詞・代名詞に付けて)「~の点」「~の上」「~に関する」といった意味を表す。③ (俗語。主に「〜的な」の形で広く語句に付けて)「~というような」「~という趣旨の」といった意味を表す。
individualism; egoism; selfishness