① 物事を成し遂げることのできる力。はたらき。② ききめ。効能。③ 得意とすること。自慢とすること。例:早いばかりが能ではない。④ わざ、芸(芸能)の意。時代により、「猿楽の能」、「田楽の能」、「延年の能」のように用いられた。⑤ 鎌倉時代に始まり、現代まで続く、日本の伝統演劇。文学、演劇、舞踊、声楽、器楽の要素を含む総合芸術である。また、部分的に仮面劇である。猿楽、「猿楽の能」とも呼ばれる(猿楽などは、今日では歴史的な文脈でのみ使われる)。→能楽(名詞)1,2。
① 漢詩の起承転結の一つ。転句。② 語の音や意味が変化すること。また、変化したもの。
① 原子又は分子が自由に動ける物質の状態、又はその状態にある物質。気体。② 人の活力などの源となるとされる、不可視かつ流動的な仮想の物体。③ 中国哲学上の用語の一つ。一般的に不可視であり、流動的で運動し、作用をおこす。また、凝固して可視的な物質となり、万物を構成する要素ともなるもの。④ 心の状態。意識。意思。⑤ 雰囲気。⑥ 飲み物の風味。炭酸。